今日は親父の命日である。
ぼくは高校3年生だった。
親父が倒れてから2週間ぐらい、学校は行かず病院に泊まり込みだった。
親父の死は、ぼくの人生の中で大きな分岐点だったし、それが今までの原動力だったとも言える。
今、故人を恨むような気持ちは全くない。
それは、自分が自分の人生に誇りを持って生きている証拠である。
親父の死を、笑い話にさえできる。
人生の中で、大きなダメージを受けた瞬間は、
とてもつらい。
だけど、少しずつでも前に進むことで、そのダメージがいつしか誇れるものになる。
笑える日が来る。
大切なものになる。